2009/10/14

Chateau d'Eau

時間的にプリンスの前日の事だけれど
日本において、というか人生において
今まで味わった事のない種の恐怖を体験した。

プリンスマニアの友人とごはんを食べるために向った
シャトー・ドー駅の光景は
宇宙にロマンを馳せつつ生きられる程平和に育った私には
恐過ぎた。

そこら一帯はものすごい数のあまり余裕の無さそうな人達が
たむろして居た。

道の至る所に何をするでも無しに何人かのグループでブラブラして
メトロに降りる階段を囲んで居たり。

また美容院は彼らにとって社交の場らしく、
店の中でも外でも何するで無しに、とにかくたむろす。

もちろん危害を加えられた訳では無いけど
何しろそんな状況に近い体験をした事が無かったため
それまでルンルンで夕暮れのパリの散歩を楽しんでいたのに
一気に無言に早歩きになり、本気で冷や汗が出た。

多分体が戦う準備と逃げる準備をしてたんだろうなあ。

アジア人が全くいないので、
自分達がもの凄く目立つ事も更に緊張 させた。

そのカルチャーを、今思えばもっと知りたかったのだけど
その時は一刻も早く移動したかった。

彼らの仕事が何なのか、どういう歴史があって
どんな生活をしてどんな性 格なのか知りたいけど…。

旅行者の身分では完全にタッチ出来ない世界だった。

写真はその日の午前、ただで見られる美術館にて。
壁一面に描かれている、デュフィの「電気の妖精」。
これすごく好き!

この後の恐怖を知る由も無く。

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