IDEA




2007年のフセイン・チャラヤンのコレクションが強く印象的で、
この名前もまたなんとも奇妙で覚えてしまった。

一体どんな背景があって、
どんな考えでもって、デザインをする姿勢となっているのか興味深い。

フセイン・チャラヤン展が4月から始まるそうなので、行くつもり。

Youtubeとは本当にありがたいもので
チャラヤンの制作現場の様子などもすぐに見る事が出来る。

デザイナーのコレクションに向けての気迫というか
努力と言えるのかどうか分からないけれど
イメージを形にして行く途方も無い作業を垣間みると

「100個のトラックを作って101個目を世に出しなさい」

という、ジェフ・ミルズの鬼の様な戒めもそう不自然に思えない。

でも常に100倍のボツ曲が在るって、やっぱり鬼だなあ。

AXIS




「本質の論理と主題は我々の枢軸(AXIS)の中の精神を培う」
-Jeff Mills

AXISの思想がこういうものだったとは。

また、難しい事言って!と思わなくも無いけれど、
(引き続き)夢中になっているカール・セーガンにも通じます。

宇宙の彼方の天体の運動も、惑星の運動も、振り子の運動にも
全て同じ数学が使えると言った様な事を知る事は、何に役立つか?
と言えば、ジェフの答えは「精神を培う」なんですね。

「生命」には科学では説明の付かない何らかの「神秘」があると思われていたけれど、
分子生物学や免疫学が発達する事によって、次々と仕組みが明らかになっていき
原子や分子で説明のできるものになって行った事が、ある種の人々よって
「生命の(宇宙の)複雑さをあまりにも軽んじている」
と批判される事に対して、カール・セーガンは、

「生物の多様な複雑さを知るには、少数の法則で足りると言う事は
驚くべき深遠な事実であり、それこそが宇宙にふさわしい性質」

であると、バッサリと言っています。

その「少数の法則」が、ジェフの言う所の「本質の論理と主題」
と言う事なんだろうかと思っています。

それは、私がダンス・ミュージックに惹かれる所でもあります。

写真上:NASAの「Astronomy Picture of the Day Archive 」より
写真下:土星の輪。というのはうそ。自宅にて。

We Want MILES



久々に写真家の坂本さんと、マヨさんと共に打ち合わせ兼、談義をする。
この3人の会話は、レアでなんとも絶妙な空気なんですが、かなり楽しい。
坂本さんの芸術家オーラに、いつも最初ちょっとドギマギするー!

その後マヨさんとまた長時間のロングセット・トーク。

ひょんな事からマイルスの話をし始めたら、マヨさんが興味を持つもんで、
嬉しくなってどんどんマイルス話を展開させた。

マイルスの名言の1つとして、彼のスタンスを象徴するものがあって

それは、「ミュージシャンとして成長し続けたいのなら、
今の時代に何が起こっているかに、オープンでなければいけない」

というもの。

その思想に最初は狂信的であったけれど、今いちど冷静に考えると
特に今、こういう意思が必要とされているんじゃないかと思う。

星新一の話で良くあるパターンとして、かつては栄えた文明の
老年期を描く作品があるけれど、
そういう現象に陥っているかのような風潮をすごく感じる時がある。

もちろんマイルスの生きた時代より、更に色々なものが進化して行っている今
全く新しいものを求めて行く事はとても苦難だと思うけれど、
言い換えればひとつひとつの事柄に、
どんどん歴史が積み重なって行っている訳だから、それらを深く深く、
本質まで掘り下げて行く事が、新たなものを求める意思に繋がると思う。

良いお手本は既に、誰でも手の届く所にたくさんある。

単に、そういう方がより世界を楽しめると思うだけなのだけど。

マイルスはまた、「演奏する状況が気に喰わなかったら、音楽を変えろ」
と言っていて、マイルスの場合はファッションから変えたのが
半ばギャグとして、半ば真剣な教訓として心にのこる。

浅野いにおさん



アルバム制作中、という事で地道にやっております。

今回、本当に色々な人々に個人的に協力して頂いて
もうすでに心はいっぱい・・!です。

その中のおひとり、をご紹介。
というか、私が紹介するまでもなく今や飛ぶ鳥をぶち落とす勢い!の
浅野いにおさん。
ナイスガイ・漫画家さんです。

今回はジャケットのイラストをいにおさんに頼みました。

私のオーダーに見事に、想像以上に応えてくれた仕上がりに
こりゃあ、飛ぶ鳥をいくらでも撃ち落とせるわなあと、
プロの腕に感心しました。

そして、そんな浅野さんのイラスト集が今月30日に出るとの事。
そこに、今回頼んだイラストも載る予定だそうです。

なので、いにおファンで更にミンガスファンの方は是非買ってみて下さい。
分母は多いけれど、一体分子はどれくらいなのか。

「Ctrl+T 浅野いにおWORKS」(小学館)という本です。

deja vu



デジャ・ヴとは既視感の事で、
初めて体験したのに、既に体験した事の様に錯覚することだそう。
脳の誤作動、といった説明がありました。

聴覚、触覚においてもあるそうです。

私が最高だなあと思う音楽には、必ず激しい郷愁を感じるのですが
日本生まれ日本育ちの純日本人のくせに、
なぜ洋楽に郷愁を感じるかはナゾですが
多分、これも一種のデジャ・ヴなんだろうなと考えています。

小さい頃に体験して(または何か映像で見て)忘れている事が
今初めて体験した事によって呼び覚まされ、勝手にリンクして
あたかも以前に体験した様に感じる、
というのが既視感の仕組みらしいです。

マニュエル・ゴッチングのDeep Distanceや
デリック・メイのKaotic Harmoneyにかなりの郷愁を感じるのは、
やはり小さい頃から家にあった、
父親の妙なニューエイジ・ミュージックのCD達の生み出した
既視感なんだろうかと思います。

それとも、もっと小さい頃から常に家に流れていた
クラシック音楽によるものか。
特にラフマニノフのあの郷愁は、確かにデリックで感じるそれと全く同じだし。

視覚も聴覚も超えて、何と何が結びついて既視感が生まれてくるのか
誰にも分からないので、これから何を見て行くかによって
新たなモノが生まれるな、という期待があります。

実際、どんどん自分の記憶は塗り替えられて
好きだったイメージも常に変わって、次第にハッキリしてきています。
多分、私が色々なものを見て新たに記憶して行っているからです。

なので私にとっては、新たな映像や体験をどんどん仕入れて行く事が
音楽を作る上でかなり重要だなあ、と考えています。

ちなみに、私はイメージや映像をすぐ忘れられないタチなので
ホラー映画はぜっったいに禁止なのがお分かりでしょうか。

一度見るとひと月はずっと恐いし、何年も経っても思い出しちゃう。
科学本を読んで、お化けなんてないさと分かっていても
映像が恐いんです!

echospace@eleven



echospaceのライブを見にelevenへ。
deepchordが大好きなので、これは嬉しかった!

最高の瞬間が何回かあったけれど、もっともっと長く
せめて3時間以上はやって欲しかった!
じっくりと積み重ねていく美しさがあったので。

是非今度はロングセットで見たいです。

rod modellに握手をして「大好きでレコード沢山持ってます」と
伝えておきました。
ものすごくガタイの良いドク(Back to the Futureの)みたいな風貌で
すごく繊細な印象を受けました。

その後、デトロイトの強者達と親交の厚い方を紹介して頂き
デリックやジェフ、マッドマイクその他色々な話を聞かせてもらい
デトロイト・スピリットをアツく胸にくらいました。

そのアツさと言うのは、もう既に音楽に表れているので
「やっぱり思った通り、最高な人達なんだなあ」と、嬉しかった。

私が不思議なのは、境遇が天と地の様に違う人々の作ったものに
何故にこんなにもシンパシーや、見てみたかった風景をみるのか、
という所です。

そこに音楽の絶えない訳があるんだろうな、という思いです。

そんな事を考えつつ、朝の六本木から家まで帰るのはあっという間でした。
その間に読んだ、カール・セーガンの文章は、本当に泣けてくる!

アンリ君の不思議

 
↑息をひそめて新聞の中に隠れている所を激写!!

アンリ君も早いものでそろそろ1歳になろうとしております。

私の人生で2人(?)めの猫様であり、
そうすると猫によってこんなに性格が違うのか!と驚きます。

レオもワイルドで男っぽかったんですが、相当ジェントルでありました。
そしてどこかクールでした。

アンリはワイルドそのもの!やんちゃとはこの事か、というやんちゃぶり。
そして遊び好きで、人好き(知らない人はすごく恐い)。

そこで、アンリ君の特徴的な行動をいくつかご紹介します。

○お風呂場が大好きで、入っているとかなりの確率でやってきて、
お風呂のふたの上でウトウトする。シャワーも石けんも怖がらない。

○良く鳴く。人間で言えば「やべ!」とか「タンマ!」とか「ええ!?」
と言う場面で、必ず猫声を漏らす。本当に、かなり良く鳴く。
アクビついでに大声をだしたりもする。
時々「まみ〜まみ〜(私の名前)」とまで聞こえる。

○「黒皮手帳」と呼ばれる小さな四角い黒い皮が今一番旬の遊び道具。
これを投げると猛ダッシュして取りに行って、くわえて戻ってくる。
そして私の足元辺りにおいて、投げを催促する。
たまに手帳をくわえたまま素通りして行くから、犬とは少し違う。

○足に飛びついてくる時、「何その技!?」というような、
プロレス的な絡み付き方をしてくる。
人の足から少し離れたとこからジャンプして飛びついてくるんですが、
その時に宙返りをするんです。
なのでアンリ自身は背中から落ちるんですよ。
ちょっと説明しにくいですが、ほんと何かの決め技っぽくて好きです。

などなど。

アンリ君、おもろいですよ〜。

Night of the Vision

 photo MINGUSS.jpg
MINGUSS 3rd original album

"Night of the Vision"
♪♪



produced by
HIROSHI WATANABE a.k.a Kaito


"The music is as beautiful and elegant as the originator herself!"
—— Manuel Göttsching


OTHER COMMENT



1.Night of the Vision
2.Highway Mood
3.Ultramarine Sphere
4.Horizontale
5.shower room
6.ready to future
7.Mfuwe
8.cocotte

2011 IZIDOA disc

2100 jp yen(tax in)

video of MINGUSS



Minguss sings for fun with other Artist

ABOUT

   Minguss is Minguss.

MINGUSSは小西麻美(mami konishi)によるソロプロジェクト。1982年7月19日東京生まれ。幼少期よりクラシックピアノを学び音楽大学ピアノ科を卒業。在学中よりジャズをはじめクラシック以外の音楽に夢中になる。卒業間近にアメリカへ短期間のジャズプログラムを受けに行った後、2005年9月にミンガスを結成。2006年に1stアルバム『プリミンガス』をリリース。この頃からマイルス・デイビスの音楽に特に心酔し始め、音楽に対する感性が変わる。2008年に『スーパーソニックサウンド』をリリース。その後からデトロイト・テクノに引き寄せられクラブ・ミュージックに傾倒。世界中で活躍し、独特の繊細で美しい音楽を生み出し続けるHIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO氏プロデュースで、3rdアルバム"night of the vision"を自身のレーベルIZIDOAより2011年10月12日に発表。このアルバムには、ジャーマン・ロックの巨匠マニュエル・ゲッチングからもコメントを寄せられる。2017年現在、サックス奏者の中村哲、新井一徳両氏を迎え次回作を制作中。

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