2010/05/25

Just Ice



NHK教育テレビで毎週日曜日、18時から1時間放送の
「ハーバード白熱教室」、相当な頭の体操になる。

ハーバード大学であまりにも人気があり過ぎて
ついに公開になったと言う「政治哲学」の講義。
テーマは「正義」。

最初の方の回を見逃し、5回目からDVDに録りためて見ているけれど
Youtubeでも最初の回から全てアップされていた!
なんてありがたいんだろうか。

途中からだと、ちょっと分からない部分も多かったので。
というか、そもそも付いて行くだけで精一杯なんだけども。

第一回目の講義で、生徒に質問する事柄は

『あなたは時速100キロで走る路面電車を運転していて、
ブレーキが壊れている事に気付く。前方には5人、作業員が居る。
(衝突は絶対に避けられないと仮定する。)

その時、退避線路が見えた。そこにも1人作業員がいる。
そちらにカーブを切れば、その1人を轢いてしまうが
5人は助かる。

さて、あなたはカーブを切り、1人の犠牲者を出すに留めるか
それともそのまま真っすぐ進み5人の犠牲者を出すか。』

と言うもので、そこから講義が始まる。
面白そうでしょう?

本当に難しくて、一瞬でも気を抜くと、
何の事やら訳分からなくなるけれど、ハマる。

またジェフの話題でアレですが、前回の講義で
「手段としての目的では無く、
目的そのものの為の目的がどうのこうの・・」という話になっていて、
それってジェフ・ミルズの『Purpose Maker』じゃないかと思い、
まさかジェフはイマヌエル・カントとかからヒントを得たのではと
本当に、どんなDJなんだという驚きがありました。

ジェフとか、この授業の生徒として居ても何も違和感無いもの。

知的好奇心を満たしたいあなた、是非これで脳トレを。
マイルスも言う様に、知は自由への道であるので。

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