2010/06/04

Keep Thinking



小沢牧子著の「心の専門家はいらない」を読んだ。

河合隼雄さんの著書が好きで、沢山読んでいた身としては
むむ、そうか・・と一抹の切なさを感じてしまう内容であったけれど
納得の行くものがあった。
オザケンも、母の考えを引き継いでいるなあ。

簡単に内容をまとめてみると、
「心理カウンセラー」が「心のケア」をするという「制度」
に対して危険視をすると言う事と、
「カウンセリング」という技術に対しての疑問。
そして、制度に頼らない為にはどうして行くべきか、
等がとても分かり易く書かれている。

カウンセリングの疑問点と言うのは、現実にある問題を、
その人個人の心の問題にすり替えてしまう所にある、と言っている。

その人がそうなってしまった本当の原因がどこにあるのか、
それをどうしたら解決していけるのかと考えると
「カウンセラーとカウンセリングを受ける人」の間だけで解決できるものではなく
ましてや、本人の心の中にのみ原因が潜むとしてしまうのは
見なければいけないものに蓋をする様なものかもしれない。

もっと、きめ細かで整理された意見や事例などは、
直接本を読んでみて下さい。

写真は、横浜大さん橋のSubzeroというレストランの入り口。
素晴らしく綺麗な青!!
この青い光に囲まれたくて行ったのだけど、高級だったなあ。
夜はテーブルチャージがつくそうなので、カウンターにしたけど
カウンターの方が贅沢な眺めでした。

3 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

この本面白そうですね。カウセリングっているのかな?ってたまに思います。カウンセラーも所詮人間だからあうあわないってありますし

j6

匿名 さんのコメント...

hello... hapi blogging... have a nice day! just visiting here....

Mami Konishi さんのコメント...

j6さん

面白いですよ!私は図書館で借りました。
自宅近くに2カ所も図書館があるので、ヘビーユーザーです。
マヨさんともこの話題で盛り上がりました〜

hapi
Thank you for visiting..!
Please keep in touch.