seamless time 2011


上の写真はアフリカにあるゴースト・タウンの写真。一時期はゴールド・ラッシュにより栄えたけれども、今ではこんなに美しく砂に埋もれてしまって居ます。下の写真は、クリストとジャンヌ・クロードによる青い美しいパラソルの作品。期間を決めている作品なので、もちろんもうありません。こういうシンプルな美しい事、大好きです。

とても個人的な2011年を振り返ると、今年はまずHiroshi Watanabeさんと1年以上かけて練り上げた「Night of the Vision」を発表する事が出来た事が何よりも重要な喜ばしいことでした。作品にまつわる発表の場を積極的に持てたこと(ひとりで取り仕切り、とてもとても大変でした。しかし助けてくれる人々が居たことがあまりに感動的でした)、作品を通してつながる事が出来た人々がいたこと(あらゆる人々。マニュエル・ゲッチングまで!)作品を気に入ってくれた方がいたことなど(これ以上の価値が見あたりません)、「自分の音楽を発表する事」でささやかな輝きを得られた1年となりました。
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さてここからはつらつらと脈絡の無いことを書きます。

まず突然な事を言ってしまいますが、(自分のために書きとめておきます)私は「絶対的に無関心な音楽をやる事、それを極めてゆくこと」が、求めている事であると思いあたりました。そしてそれがなんらかの「ビジョン」から発生している事も。「絶対的に無関心な音楽」とは、例えると、この世の壁一枚向こうに別の世界があるような音楽のことです。私は、それにこそ救いがあると想像しています。

私にとっての喜びが、そのような音楽を表す事であるので、自分に必要なのは、表現の技術を上げる事と、例えどんな堕落した世の中やハードでヘビーな生活にあっても、集中して強い意志で何かを作り上げる精神力です。そして何か本で読んだかどこかで小耳に挟んだか程度の価値しかない様な、何らかのセオリーには耳と心を貸さ無いこと。
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世の中が流れていることがひしひしと感じられた1年でした。「流れ」があって、それはどうしようもない事であるのだなあ、と。そして流れはまだまだ始まったばかりで未熟で、まだこの先もずうっと流れて行くのだなあ、などと、スターパインズ・カフェの舞台裏でぼおっと考えたりしました。それが諦めの情から来ている思いではないことを願います。
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さて、特に音楽をやる上で今年と来年に境目があるわけではないですが、来年はまた作品を作り始めるつもりです。3作ほど、取り組みたいコンセプトがありますので、ゆっくりとじっくりとやってゆきます。また、音楽以外では新たな興味のあることにかじりつく事。それは「日本の歴史、文化、思想」「東洋の思想」「文化人類学」「言語学」「ドイツ語」とこれまた雑多で大雑把ですが、それらを通して何か新しいビジョンがバチッと生まれる事を願って気楽に取り組もうと思います。
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今年は4月に3週間かけてベルリン、ハンブルグ、パリに行ってきました。ベルリンのカフェにてふと思い当たったことがありました。それは最もさびしいことは、誰からも愛されないことではなくて、誰の事も愛していないことだ、ということです。なんの贔屓目も持たないで自分を探ってみると、間違いや思い違いを犯していることにすぐ気がつくのですね。
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最後に。
来年は1月15日、1月27日、3月3日にライブを予定しています。また詳細などは改めてお知らせいたします。

それでは、皆さん今年も1年ありがとうございました。来年もMINGUSSをどうぞよろしくお願い致します。良いお年をお迎えください!!

IZIDOA Color : Blue Velvet and Gold no2





何はともあれ、濃いミッドナイトブルーのベルベットと、黄金色、という組み合わせがもっとも良い。レーベルのイメージカラーは"Blue Velvet and Gold"です。写真の色はまだいまいち。もっともっと暗く濃い青が良い。で、このライオンはちょっとカワイい。national geographic で見られますよ。

IZIDOA Color : Blue Velvet and Gold


poetic



以前、横尾忠則さん見たさと言うミーハー心で倉俣史朗展に偶然足を運んだ際、横尾さんそっちのけで(あ、失敬)倉俣史朗さんの作品に直ぐに心を掴まれてしまいました。ビジョンがあり、粋で、見る者の想像をかき立てるような洗練された作品に、この作品に合う音楽を作りたいと心底思いました。

中でも、「ハウ・ハイ・ザ・ムーン」と言う銀色の細い鉄の網で作られた美しい椅子を目にした時、一瞬で、(クラバー的に表現すると)、両手を天に向かって掲げたくなりました。夢の中で見たものを目にした様な・・。豊かでありました。とても、瑞々しく、詩で出来ている椅子でした。

倉俣さんがインタビューの中でしきりに「タルコフスキーの映画に強く影響を受けた」と言っておりました。中でも「惑星ソラリス」のあるシーンが強い印象を残している、と。私がそれを聞き逃すはずも無く、いつか見よう、それもなるべく後にみよう(すぐみてはもったいないし)と決心していました。しかし、最近ライブのオファーに関わる事でもあり、タルコフスキーの「鏡」を見たのです。

「鏡」

映画にこんなにも、感覚が動かされるとは想像していませんでした。一体どういう事なのでしょう。あんな映画は初めてです。映画の内容が分からない、と言うのでは無く、あの映画によって気づかなかったある感覚の持ち方が目覚めさせられた、と言った感じです。あの映画に一体何が含まれているのか、と思いました。内容や音や映像以外の何かが、始めから最後までに息づいて移ろって行きました。理解出来ない存在が感じられて、すっかり驚いてしまったとともに、倉俣史朗さんの作品の事も思い浮かびました。

私はまだ何も結論づけられていませんが、タルコフスキーや倉俣史朗さんに感じるもの、それは詩であり、祈り(これについてもまだ感覚でしかわかりませんが・・)であり、、とても陳腐な表現ですが、、それ以外の内面的ななにかであるんだろうと思います。はっきりとしたビジョンや手を伸ばしたい場所やなにか。

今、この時、極々個人的に受け継いでゆく感覚と言うのが、私には重要に思えます。

KOMAMO'11


来週27日日曜日、東京大学駒場際において開催されるKOMAMO'11にてライブをします。KOMAMOは26日、27日の2日間にわたって、東大の学生さん有志によって開催されるイベントで、Feeはカンパ制との事。投げ銭ですな。聞いてけドロボー!と言う感じですね。あ、失礼。私はこの制度が大好きです。

過去にHIROSHI WATANABEさんも出演された事がありますし、DJ NOBUさんや、ギョッとしたのがセオ・パリッシュも出演した事があると言う、知る人ぞ知る硬派なイベントです。

委員の方が直々にオファーをして下さり、名も無き私に声をかけてくれた事にとても感動しております。前回と同じメンバーでのぞみますので、お近くの方、どうぞ駒場キャンパスに遊びにいらして下さい。MINGUSSは27日、お昼過ぎ13時頃からの予定です。

spirit of language



例えば、「JAZZ」という言葉。もちろん普通、Jazzはあるアメリカの音楽スタイルをさしますが、全く別のもうひとつの意味が人それぞれにあると思います。私の中の辞書でそれを慎重に訳すとこうなります。「複数の人から発生し立ち上った、生物のように動いてゆく色合いを掴み、その上にしなやかに鋭く鮮明に、心の情景を注ぎ込んで行く音の営み、過程」。

次は「Techno」と言う言葉。こちらも私辞書で引くと、「思考」「ビジョン」「フラクタル」「僅かな違いを持つほぼ同じ形のものが、少しずつその違いを広げて行く事」「真空」「進化、退化、反復」「リズムにコードやメロディを持つ事」「1:多数のときでも、コミュニケーションが1:1になること」「望郷」・・こちらはまだ開拓して浅いので、言葉が続きません。ですが、この様な言葉が今の所漂っています。

何を言いたいのかと言うと、ふたつ。

1つは、同じ言葉をさしていても、1枚めくると全くその人によって別の意味に記憶され解釈されていると言う事。当たり前と言えば当たり前です。が、こちらの方が興味深く大切な部分かと思います。

もう1つは、言葉にする事の重要性ついて。

音楽を作り始めて数年経つと、素敵な曲を聴いて「こういう曲を作りたい!」と言う自然な衝動から曲を作る時期は過ぎ、次の段階に行くと思います。魅力を感じていたエッセンシャルな部分は一体何なのかと突き詰めて、シンプルな細胞ひとつにいったん削ぎ落としてみてから、それをもとにまた広げて行く、そんな時期に自分が今来ていると感じています。そしてその際、言葉にしてみることが最も重要な事だ、と言う事に改めて気づいています。

思い返してみれば、学生の頃についた末吉保雄先生も、「作曲のアイディアは必ず言葉にして書きなさい」と仰っていた。考えの過程を言葉にする事の重要性・・!

最近すごくハマってしまった「虐殺器官」でも眼から鱗が落ちたのですが、「言語」って突き詰めてゆくともの凄く面白い。「言語学」などに触れる事が出来たら、きっと新しい地平線がまぶしく広大に広がっている事でしょうね。

私自身は、普段話している時等に人が発した言葉自体には特にこだわったり気にしたりはあまりしないのですが(言っている事と本心が同じとは限らないし、言いたい事を言わないのが日本人として常ですから・・)、イメージを補う道具としては言葉はもの凄い力を持っています。

そんな訳で、私は今言葉を探しています。周りにあるものに刺激をうけ、自分の中に漂っているモノから、何かイメージがはっきり生まれる予感がしています。それは既にあるので、それがはっきりとする事が楽しみです。

some closing time



時々のぞくある方のblogにて、あまりにも素敵なdream tableを見つけたのでここにも。流れるのはとても親密な空気、テーブルに付くのは2人だけです。誰に見られているのか、や、自分の仕事やステータスは、全て力を無くす時間。明日に何をしたら寂しさを紛らわせるのか、と言う事も考えなくて良い。ここへたどり着く事が出来たふたりに乾杯です。この場に流れる様な音楽を作ってみたいと強く思う程のインスピレーションです。

some comment about "night of the vision"




"The music is as beautiful and elegant as the originator herself!"
「創作者である彼女自身のように、エレガントで美しい音楽。」
—— Manuel Göttsching(マニュエル・ゲッチング)

「彼女の持つ未知のエネルギーというものが永遠に詰まっている事を知らしめられる、そんなアルバムなのではないだろうか。初めてアルバム・プロデュースをと言われ渡されたデモ、正直に楽曲を聴いて驚いた。本当にこれを一人で作ったのだろうか?と。それ程既にそれらの楽曲の中にはある種もう既にMINGUSSとしての個性、センス、指針が出来上がっていた様に思えた。僕が今回のプロデュースでやれた事はただ、既に確立されている彼女の方向性をより忠実に再現しただけである。僕のアルバムにも参加をしてくれている彼女の歌声は、一度聴いたら記憶にその個性が焼き付けられる程に強い。あの歌が歌え、これらの楽曲を一人で創造する事が出来る彼女のキャパシティとはきっとこんなもんじゃ済まないだろうとワクワクする。ともかく、このアルバムは素晴らしい。手にして聴いた瞬間に僕の言いたい事がまるで十分に書き切れていない事が分かる筈だよ。」
—— HIROSHI WATANABE

ヒロシワタナベ君のアルバム「Sync positive」の中で、「Scent of Tomorrow」という曲があり、そのボーカル担当がMingussさんでした。ヒロシ君のオケも素晴らしいのは当然ですが、彼女の歌声が強烈な印象を残して、すっかりファンに。後日、ヒロシ君に紹介してもらって、彼女のベルリン滞在時の話や、マニュエル・ゲッチングや、フランスのコミックアーチスト「メビウス」で、クラ シックなSF小説などで、盛り上がりました。。リリースパーティーの時のパフォーマンスも素晴らしく、才女の一言に尽きます!今回のアルバムはヒロシ君プロデュースですが、作詞、作曲、プロ グラミング、歌は彼女が全部一人でやってるそうです。オススメのアルバムです!
——TOBY (Tobynation)

偶然にも小西さんと知り合い、その場で彼女の新譜を聴かせて頂いた後の一声は「是非この音楽にソプラノサックスで参加させて下さい」でした。「良いのですか? では、発売記念ライブがあるので是非参加して下さい」と私の演奏を聴いた事が過去一度も無い彼女の一言。私はこのストレートな流れが大好きです。CD発売記念ライブに参加させてもらい、このストレートな感じを彼女の音楽にも感じ、リハーサルと本番を通じとても良い空間と幸せな時間を過ごさせて頂きました。ミニマムでアンビエント、それにポップで透き通った彼女のボイスは既に彼女一流の完成された音楽。予定調和な旋律も生物の様に時間と共に演奏者と聴き手に優しさに包まれた自由な音世界と思考を与えてくれます。愛と優しさに溢れるポップで自由な音世界、是非体験して下さい。また私も是非とも参加したいと存じます。
——中村哲 (Saxophone / Keyboard / Producer / Arranger)

"shower room" Live - MINGUSS



10月8日に行われたリリースパーティのLive Recです。"shower room"と言う曲。この曲の歌詞では、「夢をいつまでもみていると、夢中になっていると戻れなくなる。2つを選ぶ事は出来ない」と言う様な事を歌っています。映像は全て素材も自分の手による物です。

Live REC "Highway Mood"


10月8日に行われたリリースパーティーでの録音です。曲はHighway Mood。ピアノとトラックは自分の手によるものです。映像の編集も私ですが、ご存知!ブレードランナーより、映像を拝借しています。

MINGUSS live at Star Pines Cafe



すでに終わってしまったライブですが、10/22に上記のイベントでライブをしました。今回は、ひとりでのセットでしたが基本的に以前のセットとそう変わらないスタイルです。私はトラックをなるべく野生的な状態に留めておいて、その場で作っている感覚を残すようにしています。最後は、1人セットの醍醐味、シンセと歌のみで演奏しました。録音は自分のそばにあったテーブルに置いたレコーダーによるので、あしからず。


manifesto

IZIDOA discと自分のレーベルに名前をつけたのですが、フィリップ・K・ディックの、かの有名な「アンドロイドは電気羊の夢をみるか?」に登場するイジドアからとりました。単に最も好きな登場人物と言う事もありますが、キップル(全てを覆い尽くし、なんの意味もない、空虚なモノにしていってしまう物質?の事をさす、ディックの造語)にまみれて、特殊扱いされても誠実に情を持って生きているイジドアに、その風景に、霊感を感じ刺激される所があり、拝借しました。

音楽について。

昨夜ヒロシワタナベさんのライブを聴きに行きました。昨夜の演奏は、私にとって大切な感覚である、「時を超える」感覚を感じる事が出来た、『音楽』でした。「時を超える」と言うのは、全く私の体験から言っている事ですが、伝わりにくいかもしれないです。説明してみますが、それは言ってみれば『時が過ぎて行く』とか、『過去や未来』と言う時間の流れの根底に、ずっと変わらずにある「別の層の時間」を感じる、と言う意味での「時を超える」です。

これを初めて感じたのはMODEL500のライブの時でした。強烈な体験なので忘れません。そして、今、私にとっての音楽の意味はその感覚を感じる事、です。夢の様な話ですね。

私は音楽を文化と捉えている訳ではないのです。私の音楽のスタートは、クラシック音楽を訓練の様に学び、音に対する「感情」を表現する事のみに集中する、と言う、ちょっと特殊な状況が始まりでした。そう言う風に育って来たので、カルチャーとしての音楽と言う捉え方はしません。何年代の音楽、と言う捉え方もしません。

なので、『次はどういう音楽が新しいか』『こういう感じで音を出すのは刺激的だ』『この文化とこの文化を融合させたら凄い事になる』という考えから音楽を作ったり捉えたり感じたりはしません。できないだけです。私が音楽を感じるのはむしろ、音楽以外の事からだったりします。イメージが1番大切です。

「新しさ」は既にキップルにまみれていると思います。私は音楽を通して、流れを感じて深く沈み込みたいと言う願望があります。その沈み込んだ先には、先ほど言った「ずっと変わらずにある時間」があると感じているのです。もしかすると、音楽の原点はそこにあったのではないかと憧れたりもします。とても原始的な段階において。そして、私は、ホアン・アトキンスの音楽に、メビウスの絵に、デリックのkaotic harmoney に、ディックの「ジョンの世界」にそれらを感じているのです。

手法は、いまや器用であればなんでも出来ると思います。ニューウェーブ風に、テクノ風に、現代音楽風に、室内楽風に、フランス音楽風に、民族風に、ノイズ風に、サンプリングで、ポップに、ブラックに、ホワイトに、イエローに、、既にサンプルがあふれています。表し方はなんでも良いのですが、私は「時を超える」感覚を求めています。それは夢を見させるからではなく、大友良英さんが言う様に「現実を生き抜く力」が含まれているからだと思っています。

と言う事で、その憧れの音楽を『BIO MUSIC』と名付け、"Night of the Vision"のライナーに書き込んであります。

私もこれから、ギャビン・ブライヤーズの"Jesus' Blood Never Failed Me Yet"の様な、Kid Koalaの「moon river」のプレイの様な、美しい音楽の表し方、、Joni Mitchellに永遠に詰まっている美しい手法、色々な手法を通じて追い求めて行きたいと思います。

IZIDOA disc マニフェストでした。

new album information


早速ですが、お取り扱いして頂いたお店をお知らせいたします。心より、感謝致します!順不同・敬称略で失礼致します。

ジャニス/ディスクユニオン/ヴィレッジヴァンガード名古屋中央/026/ZOOOOO.JP 

Tower Records
大分店/札幌ピヴォ店/名古屋パルコ店/吉祥寺店/川崎店/名古屋近鉄店
梅田大阪マルビル店/広島店/横浜モアーズ店/難波店/柏店/秋葉原店
静岡店/新潟店/渋谷店2F/新宿店7F/福岡店

HMV
パークプレイス大分店/立川店/三宮店/ルミネ池袋店
ルミネエスト新宿店/アトレ目黒店/ラゾーナ川崎店/阪急西宮ガーデンズ店

以上のお店でお取り扱いして頂いています。

そして、もしもサイン等ご希望、または直接購入して下さる方は、どうぞblog右側上方に”Night of the Vision"を紹介させていただいておりますが、その欄に『Buy "Night of the Vision"』ボタンがありますので、そちらよりご連絡ください。個人での対応になりますので、気長にお待ちいただけると嬉しいです・・・、どうぞよろしくお願い申し上げます。


3rd album "night of the Vision" release




本日10月12日、無事に3rd アルバム"Night of the Vision"がリリースとなりました。オンラインではTower Recordさん、HMVさんなどで購入可能です。取り扱いして頂くお店の情報、改めてお知らせ致します。また今回は、自分のレーベルからの発信ですので、まもなく直接こちらでも購入のご案内を出来る様に致します。・・と言っても、直接送らせて頂く形になるだけなのですが。ひとまず、ご報告まで!!

minguss presents Night of the Vision



以下のサイトで新しいアルバム、Night of the Visionのレビューを載せて頂きました。
HIROSHI WATANABEさんをはじめ、マニュエル・ゲッチング、ヴォルフガング・パルム(PPG WAVE)・・尊敬して止まない各氏に素晴らしいコメントを頂きました。1曲試聴も出来ますので、良かったら是非聴いてみて下さい。発売は10月12日ですが、もちろん8日のリリースイベントでもご用意していますので、どうぞ宜しくお願い致します。置いて頂くお店の情報など、決まり次第またこちらでお伝え致します。

さてそのイベント、アルバムタイトルに因んだ"MINGUSS presents Night of the Vision"はもう今週末です。音楽を通し、場を通し、ハッと目の醒めるような瞬間が訪れる事を、私自身楽しみにしております。皆様是非、ご一緒に時間を過ごしましょう。

2011年10月8日(土)永福町sonorium open/start 18:30/19:00

ゲスト: HIROSHI WATANABE a.k.a. Kaito
ライブ: MINGUSS (with t.sax新井一徳 s.sax中村哲)

入場料:2000円 1ドリンク込み
*シャンパン、赤白ワイン、ライムペリエ、100%ウェルチオレンジジュースよりお選び下さい

ご予約はこちらから

●ご注意●
・ホールには駐車場がございません。ご了承下さい。
・ホール内での飲食はご遠慮下さい。(飲み物・・残念です・・!!)ロビーまたはアプローチでお召し上がり下さいますよう、お願い申し上げます。

"Kurt Gerron's KARUSSELL"


マニュエル・ゲッチングの奥様、Ilona Ziokさんは映画監督でいらっしゃいます。もうすぐベルリンで映画が公開されるようで、クリップを送ってくれました。ドイツのバッドな歴史についての映画よ、と仰ってたので興味津々。確かベルリン映画祭で賞をとった作品とか聞いた気がします。この女性がジョニ・ミッチェルのようで格好良いし、スモーキーな簡素な画面もすき。

blight words



10月12日にリリースするアルバム"night of the vision"に、敬愛するManuel Göttsching氏より、短くはありますがコメントを寄せていただきました。残念ながらスリーブへの印刷には間に合いませんでしたが、あらためてこちらで、リリース情報と同時にお知らせしたいと思います。

もっと深く広く、豊かに、個人や個性を底の底の底まで沈めたのちに広がる、誰にも共通するような流れに乗った「音楽」に、生涯をかけて触れていけたらと思います。常に、プリミティブなものを忘れぬように、そして進化ではなく深く、沈められるように。そうするか、しないか、もっと軽く楽しむ音楽の道もあると思いますしそれも好きですが、私の趣向はシリアスです。マニュエルに言葉を寄せて貰えた事が、どんなにか心の灯になるか、彼本人は気づかないと思いますが、私は電車の中でほとんど涙腺が緩みかけていました。

night of the vision point



さて、だいぶ近づいて来ましたのは台風だけではありません(18時現在)。MINGUSSプレゼンツの一夜、10月8日のnight of the visionまであと2週間ちょっとです。今回は、見所聞き所をご紹介致します。

まず、一緒に出て頂くのはこの方以外に考えられません。今回のアルバムをプロデュースして頂いたHIROSHI WATANABE(a.k.a.kaito)さんです。私の説明も不要ですが・・、世界中にその音に魅了されたファンが大勢いる、素晴らしい音楽家、DJ、プロデューサーの方です。今回はDJをして頂けるとの事です。ヒロシさんの音楽には、どんな時に耳にしても一瞬でその場を「なんて美しい場所なのか」と思わせてしまうロマンがあります。唯一無比な音楽です。初めてプレイを聞いたのはYellowクローズのパーティーで、デリックと一緒にプレイされていた時でした。懐かしいです。まさか関わって頂けるとは夢にも思いませんでした。

また、ヒロシさんの写真をご存知の方も多いと思いますが、とても暖かく懐かしく、誰の心にもポジティブな灯を灯す様な、素敵な写真を撮られています。ヒロシさんの写真の間(マ)は、広大な世界を物語っていて、まるでヒロシさんの音楽そのもののようです。こちらで何点かご覧になれます。今回は、プレイ中に白い壁全体にゆったりと写真を映し出す予定ですので、音と共に存分に世界を味わう事が出来ると思います。

また今回やらせて頂く永福町のsonorium(上の写真参考。こちらのサイトよりお借りしました)は、天井が高く、白くモダンで、まるでジェームズタレルの作品の様で、ひとめで気に入った場所です。演奏後も、どうぞロビーまたはアプローチでおくつろぎ下さい。天気がよい事を祈ります。ちなみにお向かいがお寺という、これまた変わった場所にございます。場所は永福町から8分程度。まっすぐですが少し歩きます。

そして、ミンガスですが。。
2年振りのライブです。今回は初の試みでライブをするのですが、以前も書いた通り2人のサックスプレイヤーを迎えての演奏になります。それも、ご縁があってとても素晴らしいおふた方に吹いて頂ける事になりました。新井一徳さんと、中村哲さんです。

新井一徳さんはミンガスでも何度か演奏して頂いた方です。以前は割とばりっと形の決まっている曲ばかりだったので、新井さんの真価を垣間みる事しか出来なかったのですが、今回リハに入ってみて驚きました。自由に、何色にも色を(色は例えですが。またその色も、複雑でとてもきれいなんです)変えて演奏してくれるので、トラックがまるで生きているようでした。経歴を密かに調べてみると、なるほどでした。新しい事にもすぐ反応して、音を生かす事の出来る方です。しかもシャレオツ&ハンサム。そして今回はサックスにワーミーかけてしまいます。その音は、感動ものでした。もう他に何も要らない音です。

そして中村哲さん。この方は、はっきり言いまして、巨匠です(はっきり言わずとも巨匠です)。私などがどうしてご縁があったのか不思議なくらい、日本の音楽シーンのほとんどに関わっているのではなかろうか、というサックスプレイヤー/キーボーディスト/アレンジャーの方です。残念ながら音を直接聞かせて頂いた事がないのですが(録音で、聞かせて頂きました)それはとってもアグレッシブでキレてて、もの凄い物でした。確か、頭脳警察での演奏だったかと思います。(*頭脳警察ではなく、四人囃子でした)ご本人曰く、最近はとてもリリカルになっているとの事です。

この方々にやってもらえる事になって、当初の考えは吹っ飛びました。プレイヤーを信じる事と、プレイヤーが両手両足を延ばして自由に楽しめる場を創る事を、始めは忘れていたのです。もうサックスだけが良いや、くらいの気持ちで居ますよ!今は。

あともうひとつ、今回はミンガスでも映像を流す予定です。どんな映像なのか・・?それは私のずっと憧れるものの風景や、イメージです。常日頃、「最高だと思う音とそれを助長する映像で囲まれた空間を提供したい。むしろその中にいたい!」と考えていましたが、今回はその第一歩となればと思います。

ご予約はこちらから。または私にどのような形でも結構ですのでご連絡下さい。
それか私からお誘いが行った場合、面倒なヤツだと思わず、あたたかく見守って下さい。

では、長い文章読んで頂いてありがとうございました。会場でお会いしましょう!

event flyer



引き続き、10月8日のイベントのお知らせです。

当日、こちらのフライヤーをお持ちの方、(もちろんこの画像をプリントアウト、または携帯への保存で呈示して頂く形でもかまいません)に、ささやかなプレゼントをご用意してお待ちしております。

前もって予約して頂いた方にも差し上げます。(メールフォームに入力して送信して頂いた方に、ゆっくりですが順次ご案内差し上げております。)

プレゼントって一体何!!!ですよねえ。あまり想像しないものだと思いますよ、多分。
ふと、欲しいな・・と思いついたものです。数は暴露しますが全部で100個です。そして、今度やらせて頂くホールは100人がキャパなので、なんと満席になったとしても来て頂いた方全員に配布出来る算段になります。・・・ですが一応、予約して頂いた方や、フライヤーを手に入れてくれた方への特典ですので、この事実は忘れて下さい。

お席のご予約はこちらから。お待ちしております。

open/start 18:30/19:00

予約 2000円
(赤ワインか白ワイン、またはソフトドリンクが1ドリンク付きます)

*sonoriumさまのHPでは、広告をだしておりません。また会場へ直接の予約は出来ませんのでご注意下さい。


では、みなさま宜しくお願い致します。

"night of the vision" night movie




また背中!と言わずに。来月10月8日土曜日の、ミンガスの提供する一夜のCMです。皆さんにお会い出来るのを、心のそこの底から楽しみにしております.


over



Christo and Jeanne-Claude, Wrapped Trees, Fondation Beyeler and Berower Park, Riehen, Switzerland, 1997-98 (Photo: Wolfgang Volz)

ハ!っとする。意味や説明ではなく、ひとめで、誰もが
「なんてステキなんだろう!」って思うでしょうね。
訳の分からないドでかい彫刻とか、大好きです。

なんてダイナミックでシンプルなんだろう。
とても頑に頑になっていたら出来ない事なんではないかしら。

point



ライブに向けて準備をしています。今回はサックスを、生きた細胞のように(そりゃ、プレイヤーさんが演奏するので生きていますが!)、新しいアルバムのサウンドに組み込んで、更に押し広げてみせる事が手来たらと考えています。

アレンジと言う行為は、1人でトラックを作っているので全く分けて考えずにやってきましたが、今回は人にきちんと伝えないと実現しないので、慣れない事ですが少しずつ「アレンジ」をやっております。

木をみて森を見ず、にならない事が大切だと思っていて、あまりに夢中に細々とやり始めてしまっている事に気づくと、私は本来どうしてこの音をやりたいと思ったのか、はたと確認する事にしています。その為には、人それぞれでしょうが、スイッチとなるものがその時々にあると思います。今の私のスイッチは、Roland Kirkの音です。

そもそも、本来どういうビジョンでやりたかったのか、それを確認する行為はとても必要です。色々な情報は、そう言うときはシャットアウトします。元々の原動力は、とてもシンプルでもの凄く強いものですが、細かい事をつめて行くと、私は良く分からなくなってしまう事が多々ありますので・・。

チャールズ・ミンガスやローランド・カークやマイルスの音を聞くと、自分が何に重きを置いているかのポイントがとても力強く明確になります。変ですね、私はジャズプレイヤーでもないし、ただの日本人なのに。

MINGUSS release party +



2011年10月8日に行われるリリースイベントに、HIROSHI WATANABE(a.k.a.KAITO)さんの出演が決定致しました。ヒロシさんはドイツの名門電子音楽レーベルKOMPAKTに在籍する唯一の日本人であり、いわずもがなの素晴らしい音楽家でいらっしゃいます。世界中にヒロシさんの音楽を愛する人が沢山おります。

今回、わざわざ空間にこだわってsonoriumでやらせて頂きますが、あの場でヒロシさんの音楽を聴けると思うと、世界中の人を招待したい気持ちでいっぱいです。VISIONのある一夜になる事でしょう。どうぞ当日はリラックスして、音楽をお楽しみ下さい。

2011年10月8日(土)永福町sonorium
open/start 18:30/19:00

予約 2000円
(赤ワインか白ワイン、またはソフトドリンクが1ドリンク付きます)

ご予約はこちらからお願い致します。

MINGUSS release party at SONORIUM




10月、3年ぶりに3枚目のアルバム"night of the vision"をリリース致します。それに伴って、ミンガスプレゼンツでささやかなリリースパーティを開きます。sonoriumという、永福町にあるとても素敵な真っ白のホールにて行います。内容の詳細は追って紹介してゆきますが、ミンガスはもちろん、ライブをします。すみずみまで、ミンガスのvisionを表現してゆきたいと思っております。皆様、是非足をお運び下さいませ。


2011年10月8日(土)永福町sonorium
open/start 18:30/19:00

予約 2000円
(赤ワインか白ワイン、またはソフトドリンクが1ドリンク付きます)

ライブハウスやクラブに良く行かれる方にとっては、クラシックスタイルの場なので、ちょっと新鮮かもしれません。椅子に座って聞いて頂く形になります。ご予約はこちらに、お名前、メールアドレス、人数を入力して送信して下さい。
2011.10.8 sat night of the vision ご予約

宜しくお願い致します。



eyes wide shut


minguss photo session 2011



先日の撮影の様子を少しご紹介します。
1番始めに背中に投影されるイラストは、浅野いにおさんによるものです。

Minguss photo session





先日、写真スタジオにて新しいイメージ写真およびアーティスト写真をいつもお世話になっている坂本正郁さんに撮って頂きました。メイクは松田マヨさん。いつものトリオです。

今回は、リリース用のアーティスト写真の他に、スライド写真を体に投影するイメージ写真を沢山撮りたかったのですが、あいにくそちらの撮影はこれから面白くなるぞ!っというところでタイムリミットが来てしまいました。これはそんな中の3枚。ものすごーく、これは面白そうなので機会をみて続行したいと思っています。

もともとスライド写真を投影するのは坂本さんの提案だったのですが、そのアイディアの経緯を聞いたとき、ああこの人はマジで芸術家だな、とビビった覚えがあります。それについてはのちほど。

上の写真3枚は、ベルリンに行った際に自分で撮った写真を投影しています。ドイツ鉄道のロゴ"DB"がきっちり入っていますね。こういう幾何学的なビルディングと、肌の質感の組み合わせを見てみたかったんですよねえ。そして本当は雄大な砂漠を映したり、鳥の羽の部分を拡大して映したり、いろいろアイディアがあったので、、これは次回!

背中に模様が映り込むと、やはり日本的ゴクドーな感じになるんですね。メイクもアジアンのキリッとした感じにしたので、更に。しかし私としては、夜のスナイパーのイメージです。写真のタイトルは「この街と夜を背負ってるんだぜ・・」でしょうか。もしくは「今も昔もこれからも、重いもの、誰もが背負ってるんだぜ。」

expand




「やっぱり、アートは素晴らしいよ。感覚をexpandしてくれるから。」「私はね何周もしてウォーホルが大好きだし、アンセル・アダムスは最高に好き。でもどちらになりたいかと言うと、アンセルなんだよね。」・・私はそんなナポリさんがとても素晴らしく好きです。既にいくつかクリアで強いアイディアを頂きました。祖師ケ谷大蔵のBar Roseに是非足を運んでみて下さいね。

さて先日29歳になりました。ただ今、3枚目のアルバムのリリースに関して動き出しております。それにまつわるエトセトラ、やっと少しずつお知らせ出来るようになりそうで、とても嬉しいです。これからの1年いったい何が起こるのでしょうか?!目標は、料理が人並みに出来るようになる事、です!

とここで、少し。
私が師と仰ぐ・・と言うのも気が引ける程、本当にわずかな期間、私の師でいて下さった元岡一英さんの、最近はどうなのかと考え、ふと、HPをのぞきました。いつもその文章が大好きだったのですが、2年ぶりに書かれていた文章に、心底、やはりこの人は師だなと感じました。背中を見て、私もすすみたい。

IDEA



IDEA、アイディアは書いて書いてためておく事にしています。一番ビッグサイズのスケッチブックに書きためています。そしてこれは新しい撮影の為のアイテムです。いにおさんのイラストが綺麗なスライドになりました!スライド、好きなんですよね。この透けている感じが。

movement



思春期の頃の夢をはっきりと覚えています。「野生動物保護地区で働きながら、音楽を作る事」。なぜそんな夢を抱くようになったかと言うと、確か「わたしの動物王国」だっけな・・そういう題名のエッセイを読んだからです。内容は、アフリカのサバンナで野生動物と共に暮らす、おそらく動物学者の女性の綴る、動物達との過酷ながらも壮大で楽しい毎日、と言った感じ。

これを読み眼から鱗が5億枚くらいこぼれ落ち、まあ純粋単純にも絶対にこうなりたい!と強く思ったんですね。若い時に良くある、もっとも大切な衝動です。

だけれども、その夢には秘密と言うか、大事な大事な事が既に含まれていると今、思います。何に対して感動する心を持ったかの大事な指標です。一生忘れないでしょう。何かがあるたびに、思い出し、自らを奮い立たせる夢です。

写真は私のアイドル、アメリア・イヤハートです。右側ね。

unlimited playlist by au


auのunlimited playsitのサイトで、ヴォーカルを担当させて頂きました。
宜しければご覧になって、プレイリスト作ってみてくださいね。


音楽を作られたのは、アンニュイなナイスガイ、dextraxの原田亮さんです。
DJも素晴らしいんですよ!
音楽に非常にセンスの深い方で、作業もとても楽しいものでした。

greek style salad



If you want to strengthen yourself with a Greek salad before, it's very simple:
(ギリシャサラダで精をつけたいのなら、めちゃかんたんよ)
Just take the best aromatic tomatoes you can get, cucumber, black olives, onions and a little green salad. On top you have to put a nice piece of sheeps cheese (Feta in Greek) and some Oregano or Thyme. For a dressing you take just a little vinegar and good olive oil :-))
Good luck for the concert :-)!

ハンブルグの素晴らしい思い出を作ってくれたWolfgangと奥様Barbaraは、つい最近クレタ島へバカンスへ行っていたそうです。クレタ島での香り、ローズマリーやタイムの香りと潮の香りの事を教えてくれ、また素敵な写真も送ってくれました。

そしてギリシャ風サラダのレシピも教えてくれたのですが、このレシピになぜか嬉しくなり、載せてみました。英語のレシピなぞほとんど目にしませんが、なんというか予想外に言葉が入ってくる事に驚き。他言語に親しむ際は料理レシピから入るのも有りだと思いました。

そしてふと、武満徹さんの「サイレントガーデン」という本を思い出しました。闘病されている時の日記なのですが、武満さんによる手描きのレシピが多数載っています。そのどれもが、本当にほっぺたがおちそうになるほど美味しそうで、新鮮でみずみずしい言葉の輝きに感動したのを覚えています。病と闘っている際の、輝き、それがあのような料理のレシピに表されるという事。武満さんの中にはきっと絶えず、清々しい水が流れて巡っていたのだろうな、と感じました。

ちなみにBarbaraの言っているコンサートとは、私が計画してるライブの事です。水面下で企画しております。水上に出られるよう、ギリシャサラダ食べて精を付けましょう!!!

うーーーん、ガイコクの味・・!


foresight



先見の明、先を予測した判断、やはりそんなに賢くはないのが性でしょうか。必要な事は、眼を光らせておく事、だと思っています。このアリゲーターの様に。もちろん獲物を狙っているんです。カメラ目線してるわけじゃ無いっす。

Gray Scale



昨夜初めてArto Lindesyのギターと歌をライブで聞きました。恐らく、多くの音楽をやっている方々や音楽に関わる仕事をしている方々がよ〜くご存知の大御所なのでしょうが、私はここ2、3日で初めて彼が今やっている音楽を知りました。

今まで聞いて知っているギターの音とは明らかに違う音や使い方でしたが、不思議とごく自然に「そういう音も出る楽器なんだな」と感じて、聞き入ってしまう。名大工が手に馴染んだ道具で木を削っている様な確かさというか、使い方を知り尽くしている凄みがありました。どうしてあの方法に行き着いたのか、興味しんしんです。

もちろん、うるさい時は凄くうるさい。ヒステリックだな〜と言う感じのうるささで、アンプの近くに居たら鼓膜破れるわ!と言う音で、コードも無く、それゆえとても複雑なハーモニーに聞こえました。リズムは一貫としてました。足踏み、ちょっとかわいい。

声がとても良く、歌うメロディは複雑で奇麗なラインでした。ブラジルで多感期を過ごしていたそうで、なるほどだからグルービーでリズムもメロディも美しい。

色々な色を使う訳ではなく、モノクロ、白から黒への無数に繋がって行く変化をもってして複雑でリッチな表現をしている所が、1つの木から美しい仏像を掘り出す彫刻家のようで、そしてジェフ・ミルズのTR909のようで。まさに最も豊かに広がる方法だなと、ものすごぉく「ガッテン!ガッテン!」という気分になりました。居ても立っても居られないですよ。

astronaut and me



あ、あれ俺の友達が描いたの!と朝6時くらいのSバーンの電車の中から教えてもらった時、一目で気に入った建物。宇宙飛行士が描いてありました。

その後、まさにその建物を、街を散策中に偶然発見したときのうれしさったらありませんでした。水墨画のようで、とてもクール。捨ててあった自転車の上に乗って記念撮影。もう2ヶ月近く経ってしまっている事にいま驚きが隠せません。まあ刺激的な3週間でしたから仕方が無いですね。

この建物の事を教えてくれた方が、クロイツベルグ地区のバー(カフェ?)で夜中に何人も集まって話をしているときに、「これからは、クリエイティブに生きなきゃいけないんだよ、だって未だかつて起こった事が無い事が起こっているんだもん。」と言っていたのが、後になって、そして今でもズシっと心に残っています。

どうしてかというと、その言葉が未だに疑問や考える事を残し続けるからです。それってどういう意味なの?と、思い続けています。ちなみに彼は、ベルリンで「今までの生活を少しずつ変えて行きながら」言葉を実現させて行っているそうです。

クリエイティブに生きるという事はつまり、(曖昧な表現ではありますが)「希望の無いように見える所に、希望を見つける事」であるなと私は捉えました。
河合隼雄さんが「奥さんが突然家を出て行ってしまった。さあ、これからどうする、と考える事が十分クリエイティブなんですよ」と言っていたのも思い出します。

希望!あなたの尾っぽはどこに。


つづく。


おそらく。



inorganic



lag


夜見る夢で忘れられないものがいくつかあるのですが、そのひとつになるであろうものを最近見ました。

裸足で、どこぞのサバンナの暗闇を、その土地の素朴な人々に連れられて早歩きをしていました。「土踏まずを浮かして歩くんだ」と指示をされながら、草を感じ、香りさえ感じそうな、静かだけれども心の高鳴る大自然の夜を、リズムよく皆で進んでいきました。次の場面では、暗闇の中にある泉。ものすごく深い事が水面を見て分かるほどです。周りに人も居て、飛び込まなければ行けない事もわかったけれど、先に誰かが飛び込んだばかりであるので、ぶつかっては行けないと思い、飛び込むのを躊躇しています。そこで目が覚めました。

あ、なんて事ないですね。かいてみると。ですが、私はその大自然の中では、何もクレイジーなものは無いんだな、と感じたのがすごく印象に残っているんです。すべて、歩いている事が歩いている事に、草の感触が感触に、飛び込めない事が飛び込めない事に、なんのズレも無く一致していたことが、シンプルでとても力強く感じました。

自分の必要としているものを夢で見たような気がしています。



thick line essence



CODE BLUE



もうひと月経ってしまいましたが忘れかけていた季節へという事で、マニュエル・ゲッチング氏との再会の模様を記しておきます。

私の新しい音源の中から1曲、歌詞はマイケル・ジャクソンに、曲はマニュエル・ゲッチングに捧げた曲がありまして(リリースは、please wait...待てば海路の日和あり)、その事を伝え、同時に音源も渡した所、マニュエルのユーモアで「じゃあここにあなたのサインをして」と言う運びになりました。マジかよ!なんて下品な言葉は言わず、サラサラっと。。その貴重な”THE下克上”の瞬間を写真に捉えてくれた友人に感謝。・・ジョークですよ!でもサインはしました。

マニュエルに会える事は、ファンだからと言う事だけでなく、いつかこの人と音を出したいと言う希望の灯を胸に灯し続けるためにも、とてもとても重要でこの上なく嬉しい事でした。

とても美しい、淡いブルーの瞳を忘れません。創造の眼をしていました。


Night of the Vision

Photobucket

MINGUSS 3rd original album

"Night of the Vision"
♪♪

produced by
HIROSHI WATANABE a.k.a Kaito


"The music is as beautiful and elegant as the originator herself!"
—— Manuel Göttsching


OTHER COMMENT



1.Night of the Vision
2.Highway Mood
3.Ultramarine Sphere
4.Horizontale
5.shower room
6.ready to future
7.Mfuwe
8.cocotte


2011 IZIDOA disc

2100 jp yen(tax in)





Minguss sings for fun with other Artist

ABOUT

   Minguss is Minguss.

MINGUSSは小西麻美(mami konishi)によるソロプロジェクト。1982年7月19日東京生まれ。幼少期よりクラシックピアノを学び音楽大学ピアノ科を卒業。在学中よりジャズをはじめクラシック以外の音楽に夢中になる。卒業間近にアメリカへ短期間のジャズプログラムを受けに行った後、2005年9月にミンガスを結成。2006年に1stアルバム『プリミンガス』をリリース。この頃からマイルス・デイビスの音楽に特に心酔し始め、音楽に対する感性が変わる。2008年に『スーパーソニックサウンド』をリリース。その後からデトロイト・テクノに引き寄せられクラブ・ミュージックに傾倒。世界中で活躍し、独特の繊細で美しい音楽を生み出し続けるHIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO氏プロデュースで、3rdアルバム"night of the vision"を自身のレーベルIZIDOAより2011年10月12日に発表。このアルバムには、ジャーマン・ロックの巨匠マニュエル・ゲッチングからもコメントを寄せられる。2017年現在、サックス奏者の中村哲、新井一徳両氏を迎え次回作を制作中。

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