inorganic



lag


夜見る夢で忘れられないものがいくつかあるのですが、そのひとつになるであろうものを最近見ました。

裸足で、どこぞのサバンナの暗闇を、その土地の素朴な人々に連れられて早歩きをしていました。「土踏まずを浮かして歩くんだ」と指示をされながら、草を感じ、香りさえ感じそうな、静かだけれども心の高鳴る大自然の夜を、リズムよく皆で進んでいきました。次の場面では、暗闇の中にある泉。ものすごく深い事が水面を見て分かるほどです。周りに人も居て、飛び込まなければ行けない事もわかったけれど、先に誰かが飛び込んだばかりであるので、ぶつかっては行けないと思い、飛び込むのを躊躇しています。そこで目が覚めました。

あ、なんて事ないですね。かいてみると。ですが、私はその大自然の中では、何もクレイジーなものは無いんだな、と感じたのがすごく印象に残っているんです。すべて、歩いている事が歩いている事に、草の感触が感触に、飛び込めない事が飛び込めない事に、なんのズレも無く一致していたことが、シンプルでとても力強く感じました。

自分の必要としているものを夢で見たような気がしています。



thick line essence



CODE BLUE



もうひと月経ってしまいましたが忘れかけていた季節へという事で、マニュエル・ゲッチング氏との再会の模様を記しておきます。

私の新しい音源の中から1曲、歌詞はマイケル・ジャクソンに、曲はマニュエル・ゲッチングに捧げた曲がありまして(リリースは、please wait...待てば海路の日和あり)、その事を伝え、同時に音源も渡した所、マニュエルのユーモアで「じゃあここにあなたのサインをして」と言う運びになりました。マジかよ!なんて下品な言葉は言わず、サラサラっと。。その貴重な”THE下克上”の瞬間を写真に捉えてくれた友人に感謝。・・ジョークですよ!でもサインはしました。

マニュエルに会える事は、ファンだからと言う事だけでなく、いつかこの人と音を出したいと言う希望の灯を胸に灯し続けるためにも、とてもとても重要でこの上なく嬉しい事でした。

とても美しい、淡いブルーの瞳を忘れません。創造の眼をしていました。


life is short do what you like


The Bride Stripped Bare by Her Bachelors Even (The Green Box)



もう終わってしまいましたが、最終日前日30分前に駆け込んだシュールレアリスム展は素晴らしく、本当はもう一度行きたかったのですが、念願かなわずでした。震災の影響で延期になっていた巖谷國士さんの講演も、示唆に富んだ素晴らしい内容であったようで→ 行けなかった事がとても悔やまれます。

写真は、急いでみてまわるうちに出会う数々のクールな作品に混じって、特に目をひき印象に残った、マルセル・デュシャンの「グリーン・ボックス」です。これは、なんと図書館に資料があったので、早速予約をしました。ほかには、ラウル・ユバックというベルギーの写真家の作品が、全て、スタイリッシュで幻想的でぐっと惹き付けられました。

もとは中学時代に好きになったレメディオス・バロを通じて知ったシュルレアリスムという形態。全てが好きな訳ではなく、むしろ好きなものは少ないですが、心の深いところでは惹かれているのだと思います。メビウスがトラウマになるほど影響を受けたというレーモン・ルーセルも、きちんと踏み込んでみたいです。

in the light of the miracle



美しい曲は数あれど、アーサー・ラッセルのin the light of the miracleが今、私の中で最も輝かしく美しいです。すべての音、一音一音が生命を持って輝いて、陰影を持ち、お互いに息づいている事。そしてジャケットのイメージか、海の底から太陽の光をのぞむような、とても明るく光に包まれているような音。 そして常に雨が降ってくる気配のような空気が漂っている音。



ピアノを始めた始めの始めの方から、音への多彩な感性を同時に学んでいたはずであるので、今はそれを必死に思い出そうと思います。リズム、コード、メロディの周りにあるもの(空気)は、生き物であれば本来もともと感じて生きているものですが、イメージばかりに気を取られ、どうも耳が塞がっていたような気がしています。 これらを譜面にしようと思うと、もの凄い詳細に書き込まなくてはいけなくなると思います。自分のイメージを完璧に表すには、詳細に詳細に命を込めなくてはいけないなあ、と今更ながらに思います。そんな事を思い出させる、美しい曲です。

copenhagen fun




飛行機の関係で一晩だけ過ごしたコペンハーゲンは、とても奇妙な感覚の街でした。悪い意味ではないんです、ただこの空気は生まれて初めてでして。

街を走る電車の巨大さに、この街の方々がどれほどビッグサイズなのかが容易に想像できました。案の定、私が乗ったすぐ後に乗り込んできた男性は、心優しき巨人といった風貌のもの凄く大きい方でした。私なんかひとひねりだな、これは負ける!という気持ちを何故かおこさせるものがありました。夜のエロティックショップの多さ(宿泊した地域がそうなのでしょうが)も、意外すぎて恐かったですよ。この上の写真じゃ何もわかりませんね、これは携帯でとったものです。

しかしあれ以来、コペンハーゲンがかなり気になって仕方がない。何かがある、あの街には。海に突き出た風力発電の行列のインパクトも、環境に対しての意識が高いんだな・・というイメージより、ワイルドに大海原を突き進んでいく武装船団の帆というイメージでした。


Night of the Vision

 photo MINGUSS.jpg
MINGUSS 3rd original album

"Night of the Vision"
♪♪



produced by
HIROSHI WATANABE a.k.a Kaito


"The music is as beautiful and elegant as the originator herself!"
—— Manuel Göttsching


OTHER COMMENT



1.Night of the Vision
2.Highway Mood
3.Ultramarine Sphere
4.Horizontale
5.shower room
6.ready to future
7.Mfuwe
8.cocotte

2011 IZIDOA disc

2100 jp yen(tax in)

video of MINGUSS



Minguss sings for fun with other Artist

ABOUT

   Minguss is Minguss.

MINGUSSは小西麻美(mami konishi)によるソロプロジェクト。1982年7月19日東京生まれ。幼少期よりクラシックピアノを学び音楽大学ピアノ科を卒業。在学中よりジャズをはじめクラシック以外の音楽に夢中になる。卒業間近にアメリカへ短期間のジャズプログラムを受けに行った後、2005年9月にミンガスを結成。2006年に1stアルバム『プリミンガス』をリリース。この頃からマイルス・デイビスの音楽に特に心酔し始め、音楽に対する感性が変わる。2008年に『スーパーソニックサウンド』をリリース。その後からデトロイト・テクノに引き寄せられクラブ・ミュージックに傾倒。世界中で活躍し、独特の繊細で美しい音楽を生み出し続けるHIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO氏プロデュースで、3rdアルバム"night of the vision"を自身のレーベルIZIDOAより2011年10月12日に発表。このアルバムには、ジャーマン・ロックの巨匠マニュエル・ゲッチングからもコメントを寄せられる。2017年現在、サックス奏者の中村哲、新井一徳両氏を迎え次回作を制作中。

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