Les Yeux du Chat Project



先週、ライブ月間が一段落して一気に気が緩んだためか、流行のかぜにやられ〜た、とチャゲアスの様な事になってしまいました。それも本当に流行の風邪の王様、インフルエンザB型でございました。それにかかってしまい、一週間はがっつりと病人でして、なんだか一気に音楽を作るモードからかけ離れておりました。そうなると人は弱い所がここぞとばかりに出てくるもので、私の場合弱い(と言えるのかどうかわかりませんが)モードになると、何故か俄然、音楽以外の勉強を猛烈に始めたくなる、と言う症状が出て来ます。

これは心理的に、音楽へ没頭する事への恐れからくる逃避行動だと重々分かっております。これが出て来ると、しばらく私の身の周りにあらゆる種類の本がうずたかく積もる事になります。恐怖心というのはブレーキがききませんねぇ・・なんてね、元々代々勉強好きな一家なので、これはまあ血から来るもの程度にしておきましょう。

そして、ただ今ある講義に応募する為に質問シートに色々書き込んでいるのですが、この質疑応答が、まことにくだらない!質問ばかりで、こんな事してるまに、映画の一本でも美術館の一館でも行った方が絶対に実になるのにな、と思いながらしぶしぶと色々書き込んでおります。どんなにくだらなくても、それが無ければ参加も出来ないのであれば仕方ない。でも、ほんとくだらないのよ。・・応募者の態度としてまことにけしからんですね。

そして、この応募話はただのおまけです。まあハクを付けようっていうだけの話です。

今回は今年やろうとしているプロジェクトについて、草案ですがひとことだけ、記しておきます。

先日、BD界の巨匠、メビウスさんが逝去されました。去年あたりから、是非メビウスの"Les Yeux du Chat"という作品に音楽をつけ、更になんらかのヴィジュアルと共に一夜を彩りたいと考えていた矢先でした。私にも下心と言うものがあります。是非、その一夜を形にして、世界のメビウスにその結果を送りたいと考えていたのです。無謀でしょうか?でも、私はなんとなく願う事を真剣にやりたいと考えているだけです。ですが、もうそれは絶対に叶わない事になってしましました。ですので、今年これを開催する事は、ただメビウスの作品に捧げたいと言う気持ちから、のみです。

上記の写真の様に、体全体でメビウスが体感出来るような場を探しています。ひとつ目をつけている場があるのですが、音的な事を考えるととても難しそうですので、思案中です。

メビウスの作品に音楽はいらないと言う方もいらっしゃると思いますが、私は何か強いものを感じたのなら、それを音楽にしたくてたまらないのです。メビウスは「アルザック」を描いている時に、完璧に「音楽」が頭に流れていたそうです。そして今度は読者がそれぞれの「音楽」を感じてゆけばいい、と。

メビウスは私の見たいものをそのまま再現してくれた様な人物です。それに音楽をつけると言う事は、今の所それ以外考えられない様な素晴らしい挑戦です。

是非、楽しみにしていて下さい。そして、今回も沢山の人の協力が必要になる事と思いますので、どうぞ、私がか細い声で助けを求めたときは、両手を広げて受け入れて下さいませ。

crystal silence



「エネルギーがなくなると不安になり、以前の真似をしたくなる。けれども、やはりダメになる。」 — 堀文子

昨夜はJicooでのパフォーマンスでした。帰宅してからも、ばっちり三半規管揺れてました。来て頂いた方、本当にありがとうございました!私の直後の白石隆之さんの音は、なんとMINGUSSのネーミングの元となったジョニ・ミッチェルの「MINGUS」から私の最も好きな曲、the wolf that lives in lindseyでした。(と言いつつ、実は後からこの事実を知ったのですが・・無念)。その音の解釈に、ただただ驚きました。(これも後にプレイ・バックを聞いて知る)無念。

今回のセットも特別でした。Jicooからの風景や船の揺らぎ。人工物の塊が波の揺らぎと一体になったり離れたりしながら、機械的に進んでゆく動きのイメージを膨らませて、その上に自分の中に元々持つイメージを上塗りで重ねて行ったので、隙のない油絵の様なイメージが完成されていました。

実際、トラックを作る際には、あらゆる機材の電源を入れる前に、まずシナリオの様に物語を言葉で描きだして行きました。そうしないと、なんとなく音を出して行っても一応形になってしまう様な「お膳立て」が出来る機材達に、魂を吸い取られてもぬけの音楽になってしまいますので。

そう言う訳で、今回はまるで映画です。サックスの新井さんも私も、どこに自分たちの新しいアイディアをつぎ込めるか、その時その時、針の穴を探すように演奏していました。それでも理想というものは常に常に先を歩いていますね。

さて、次回のライブはまだ未定です。嬉しいお誘いがだいぶ先の夏あたりにありそうですが、ひとまず、ブレイクです。さあこれから何をしようか、というところです。

私は服飾化粧に関しては非常に慎ましやかなのですが、ことやりたい事となるとあれもこれも沢山あります。「貪欲で良いね」などと言われますが、それは注意力散漫な悪い癖です。半年後には30代を迎える訳ですし、ひとつずつ集中してやって、節度と品行?を保ってやって行かねば。と考えています。

まず今年にやりたいMINGUSSプロジェクトが2つあります。(この時点で、選べていないでしょ)。そのうちの1つはとてもバリエーションのある素晴らしいアイディアで、是非とも足場を固めてからとりかかりたいと思っています。もう少し具体的に進められそうになったら、少しずつ書いてゆきます。なに、別にそんなに大きな事じゃないのですが。

私は今、学びたい事が沢山あり過ぎています。音楽以外の事に、興味が尽きないのです。以前も書いたかもしれませんが、文化人類学のフィールドに、もの凄く興味が集中しています。自分が音楽を作る行為が、とてもとてもささやな事に思える様な、歴史の流れを把握したい、などと思っています。

Night of the Vision

 photo MINGUSS.jpg
MINGUSS 3rd original album

"Night of the Vision"
♪♪



produced by
HIROSHI WATANABE a.k.a Kaito


"The music is as beautiful and elegant as the originator herself!"
—— Manuel Göttsching


OTHER COMMENT



1.Night of the Vision
2.Highway Mood
3.Ultramarine Sphere
4.Horizontale
5.shower room
6.ready to future
7.Mfuwe
8.cocotte

2011 IZIDOA disc

2100 jp yen(tax in)

video of MINGUSS



Minguss sings for fun with other Artist

ABOUT

   Minguss is Minguss.

MINGUSSは小西麻美(mami konishi)によるソロプロジェクト。1982年7月19日東京生まれ。幼少期よりクラシックピアノを学び音楽大学ピアノ科を卒業。在学中よりジャズをはじめクラシック以外の音楽に夢中になる。卒業間近にアメリカへ短期間のジャズプログラムを受けに行った後、2005年9月にミンガスを結成。2006年に1stアルバム『プリミンガス』をリリース。この頃からマイルス・デイビスの音楽に特に心酔し始め、音楽に対する感性が変わる。2008年に『スーパーソニックサウンド』をリリース。その後からデトロイト・テクノに引き寄せられクラブ・ミュージックに傾倒。世界中で活躍し、独特の繊細で美しい音楽を生み出し続けるHIROSHI WATANABE a.k.a. KAITO氏プロデュースで、3rdアルバム"night of the vision"を自身のレーベルIZIDOAより2011年10月12日に発表。このアルバムには、ジャーマン・ロックの巨匠マニュエル・ゲッチングからもコメントを寄せられる。2017年現在、サックス奏者の中村哲、新井一徳両氏を迎え次回作を制作中。

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