2013/10/25

timeless



娘を出産してからもう3ヶ月の時間が過ぎ去りました。私にとってはまるで時が止まったかのように長い時間でした。始めはとにかく落ち着かなく、頭によぎる沢山の考えたい事をひとつひとつ噛み締める余裕がないため、何百人前のそばを配達中に渋谷の交差点で全てぶちまけ慌てまくっているおそば屋さんのような頭の中身(?)でした。

今と言う時だけを見る事、そんな事が出来るようになるのでしょうか?!今ほど、このネイティブ・アメリカンの言葉が響く時はありませんでした↓

そこに辿り着こうと焦ってはいけない。「そこ」などどこにもないのだから。本当にあるのは「ここ」だけ。今という時に留まれ。体験を慈しめ。一瞬一瞬の不思議に集中せよ。それは美しい風景の中を旅するようなもの。日没ばかり求めていては夜明けを見逃す。」【ブラックウルフ・ジョーンズの言葉

さて、そんな私でも最近はようやくそばを回収する事に成功し、また1人前から作り直す事に専念できるような頭の中身(?)になってきた感じがします。

娘に対する感情、これは当たり前ですが今までに味わった事のないものです。なんだか、娘と言うより年の離れた昔からの大親友の様な・・そんな感じもします。

MINGUSSとしては今、ある素晴らしいアルバムの中の一曲のリミックスをゆっくり仕上げている最中です。また、次回の自身の作品へ向けて下書きを描いていっています。私自身がとても楽しみで、今考えている事をはたして形に出来るのかどうか、ワクワクしています!もう一歩二歩、思考を深めて行かなければ。

話変わって、画像は地蔵ゆかりさんと言う写真家の作品です。Facebookでその作品をみて、絵画の様な作品にすぐに深くひき付けられてしまいました。絵画の様で幻想的だけども、シリアスな現実そのものである、またはその逆である作品、そのようなものにとにかく惹かれます。地蔵さん、大注目の写真家の方。いつかお会い出来たら良いなぁ、なんて思っております。

2 件のコメント:

頑固親父 さんのコメント...

遅ればせながら、本当におめでとう。
昔を思い出すよ。

我が家の場合、娘を新宿の聖母病院で・・
その翌年に妊娠が判り聖母病院の主治医から7ヶ月頃に「双子だね。」と・・・

ここで、新宿区民で三人の子供を育てるのは環境が悪すぎると思いUターン。早産しないように一月以上入院している間、0歳の娘と父の生活を続け、丁度、娘が一歳の誕生日と10日を過ぎた時に双子の男。


それも、今では大学を卒業し全員社会人。
長いようで短い子育て?

だったと思う。これからは夫婦で中身の濃い余生を過ごそう思う今日この頃。

男の俺が言っても真実みはないかもしれないが、あっという間だと思える日が来るよ。

Mami Konishi さんのコメント...

頑固親父さん

お祝いのコメント、どうもありがとうございます!

そしていつもご自分のかけがえの無い思い出を交えて下さるので、なんだかとても身近な所にいる(親戚の?)頑固親父、と言う気がしております(笑)

ご夫婦ともに、奮闘されたのですね。おくさまも、凄い!立て続けに・・と言うと言い方が変ですが、1人産んだだけでも心身ともに疲れきってしまった私からすると、翌年に双子を産むパワーに脱帽です!

今は本当に時間がゆっくり流れているように感じますが、今日をふりかえって懐かしむ時が楽しみになりました。